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​2021/10/10

※140SS​

​※某方の呟きより

「いつまで処女気分なんですかね」最後の砦も取り払われたわたしは、無意識にシーツを手繰り寄せる。何言われても、恥ずかしいものは恋人でも恥ずかしい。熱い顔も背けていれば、無理やり正面を向かされる。「まあ、可愛いからいいよ」爛々とした瞳に捉えられたら、身体の奥で燻る熱が疼きだした。

write:2021/10/10

edit  :2021/11/04

「わたしじゃなくなっちゃうみたいで」おれがよく知る女は、その性行為が初めてだと勘違いされそうなほど顔を赤くする。そのいじらしい様子には、加虐心も湧いてしまう。もっと曝け出させてやりたい。「ネズ以外のこと、考えられなくなる」たくさん熱を刻んでやるから、ずっとおれだけ考えていなよ。

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