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​2020/07/19

※140SS​

​ そのきめ細やかな肌触りに、固唾を呑んでしまう。寄り縋る肢体はしなやかで、やわらかい。おれを細いと羨ましがるけど、彼女も十分華奢だ。今も必死でおれを受け止める彼女に、追いうちだなんて─「ど、したの、?」切ない声に胸を締め付けられる。そんな声出さないでください。きみを、壊しとうなる。

write:2020/07/19​

 

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